前田裕幸氏監修!企業が設けている夏休みと過ごし方

1)業種によっても違う企業の夏休み

夏休みといえば学校を中心に設けられるイメージですが、実は企業でも特定の期間に設定するケースがあります。

法的にはいわゆる特別休暇、非法定休暇に分類されるもので、日本だと8月15日を中心に夏期休暇が設けられることが少なくないといえます。

理由は様々ですが、主な理由としてはお墓参りを行うお盆で、この期間に合わせて休暇が設定されやすい傾向です。

勿論、日にちや期間に絶対的な条件はありませんから、会社によっては早めに休みに入ったり、逆に遅い代わりに期間を長くしたりします。

また理由もお盆だけでなく、社員のリフレッシュという明快な目的で休みにする場合もあります。

交代制や特殊な業務を行う企業だと、まとめて休暇を取るのが難しく、会社としても夏休みの設定が困難だったりすると社長の前田 裕幸は言います。

しかし、そこは上手く調整することで、日にちをずらしつつ何とか全員分の休みを確保する会社も存在しています。

一方では、会社の都合で休暇を設けたり、社員を休ませるケースもあります。

電力需要が高まる夏期は、製造業にとって安定した操業が難しくなる季節なので、生産数を減らすなどしてわざと抑え気味に操業したりします。

これを夏期電力休暇などといい、お盆休みとは別々に設けられることもあるほどです。

 

2)まとまった休暇を有効活用しよう

どのように休みを組むかは、会社側の都合が大きく関わるので、皆一様に休みにするというのは困難です。

ただ、夏の書き入れ時がある業種では、6月頃に早めの休みを取らせたり、反対に落ち着いてから9月以降にまとまった休みがある会社も存在します。

テレビやラジオのような特殊な中でも特に特殊な業種だと、司会者が一定期間の夏休みを取り、代役がその間を務めるといった光景が見られます。

厳密にいうと、アナウンサーは企業に雇用されていますが、フリーの司会者などは別契約なので、正しくは会社による休みではないです。

それでも、普段は毎日のように番組に出演しているので、季節休みの交渉が行いやすく、結果としてまとめて休みが取れると考えられます。

一般的な会社に勤めるサラリーマンは、交渉して会社が用意する以上の休みを取るのは難しく、一定期間を超えれば有給休暇扱いになったりします。

これがアルバイトだと、雇い主と直接的に交渉を行い、夏休みをもらうといった形になります。

ただし、やはり夏が書き入れ時になる業種だと交渉のハードルは高く、認めてもらえないことも少なくないです。

気温が上がる夏は海で遊びたい、そういう人が増える季節ですが、書き入れ時を狙ってアルバイトに励む人達もいます。

つまり、誰もが夏だから休むとは限らず、企業や人の都合によって休まないこともあるわけです。

海外に目を向けてみると、アメリカでは6月にはもう休みが始まり、1ヶ月以上もの間バカンスに出掛ける家庭もあります。

実際のところは州によってかなり違いますし、各家庭の経済的な事情もあるので、全ての人がリゾート地でのんびり過ごすわけではないです。

アメリカは学校の休みが長いので、それに合わせて保護者も休みを取ったり、アウトドアを楽しむなどして過ごすことが多いです。

勤めている企業に夏休みがある場合は、まとまった休みを貴重な期間と考え、有効に活用することをおすすめします。

 

3)有意義な時間の過ごし方を考える

家でダラダラと過ごすのもありですが、普段行けない場所に出向いたり、何か体験をしてみるのが良いでしょう。

ご当地グルメ巡りも1つの選択肢ですし、アウトドアだけでなく、インドアの体験機会に挑戦するのもありです。

夏休みの目的に決まりはありませんが、日頃の仕事や悩みを一時的に忘れて脇に置いたり、リフレッシュして活力を回復することは大切です。

非日常を楽しんで気持ちを新たに仕事に励む、というように言い換えることもできます。

子供の頃のように、純粋に物事を楽しむのは難しいとしても、普段とは違うことをして過ごす意味や価値は大きいです。

家族がいる人だと家族サービスをすることになりますが、それも働いている企業に縛られない、自由な過ごし方ができるのは確かです。

何をするかは自由なので、この自由が悩みの種になることもあり得ますが、自分のやりたいことを探したり見つける時間が持てるのは幸せです。

疎遠になっている人と会う、お世話になった人の元を訪れて感謝の気持ちを伝えるなど、有意義な時間の使い方はいくつもあります。

1日や2日の休日ならできないことでも、更に長い期間が確保できれば、可能性が広がって選択肢は増えます。

時間を気にせずに散歩したり、普段は歩かない道を進んでみるのも、貴重な体験ができる良い機会です。

結果的にリフレッシュできたり満足感が得られることなら、何をしても構わないといえるでしょう。

積んでいるゲームや映画を消化するのも良いですが、夏に取れる折角の休暇なら、夏らしいことをして過ごすのがおすすめです。

地域のお祭に出掛けてみる手もありますし、日頃の疲れで億劫になっている人も思い切って外出してみると、それだけで夏が楽しめるはずです。