スポーツ選手の講演会が楽しいのは実はファンのおかげ

●スポーツ選手はそれほど話が上手というわけではない?

スポーツ選手の講演会が楽しいと感じた人も少なくはないと考えられますが、そうなるのは実はファンのおかげというか、ファンの心理の方が大きな意味を持っていると考えられます。

というのは当たり前の事ですが、スポーツ選手は話のプロではありませんから、それほど話が上手という事ではありません。
むしろ、戸惑いながら講演講師をするような事も少なくは無いでしょう。

ですが、既にファンの心中でそのような事は理解されているのでハードルが下がった状態で話を聞くことが出来る用になっているわけです。

簡単な例をあげると人気者の動物園のパンダを見ているとしましょう。
この時にパンダが寝返りをうつようなことがあれば、それで聴衆は大騒ぎで大満足ということになります。

普段は寝ていてほとんど動かないパンダという事が頭の中にありますから、それが動いただけで大満足して帰る事が出来るという心理になっているわけです。
これは既にファンになっている事で、何をしても楽しむことが出来る心理が働いていると考えて良いでしょう。

●テレビの中で見ていた憧れが近くに来る

同様にスポーツ選手も既にファンの状態で極めて低いハードルの状態で講演を聴くことになりますから、何を喋られても受け入れる準備が出来ているという事になります。
ですから、このような講演会というのは殆どの場合で盛り上がる事が出来るというわけです。

最近はこうした講演会というのが全国の各地で開かれるようになっていて、これが大きなビジネスになっているという事も起きています。
地方の人からすると、スポーツ選手のような有名人が来るというような事はそうあることではありませんから、まず見てみたいという心理が働くと考えられます。

テレビの中で見ていた憧れが近くに来るというわけですから、これは一見の価値があると考えるのも当然でしょう。
人によって価値観は様々なのですが、有名というだけで価値を見出す人が多いというのは人の考え方の根本的なところにあるモノです。

そして、講演に行くと楽しいという経験をするようになりますから、こうした機会はいいなという様に感じて次もあればまた行くという事をするようになるわけです。

基本的に最近のスポーツ選手はこうした事になれていて、話もうまくなっていますから、講演そのものもレベルが上がっていて、予想以上に楽しいという事を感じる事もあるかもしれません。
そうなると、ますます多くの人が講演に行くようになるというわけで、最近はこうしたビジネスが活況になっているという事も考えられます。